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5.08.2007

Marieさんのボランティア日記


学長のサミーさんからボランティアとしてカフェで働いてみないかと言われたとき、これはチャンスだと思いました。それは、カナダにいる間にやりたいことの一つにボランティアがあったからです。

初日、最初は見ているだけだったのですが、途中オーナーがラテの作り方を教えてくれました。そのとき、自分のカフェに対する無知さに唖然としました。ラテ、カプチーノ、モカなどの違いがさっぱりわからなかったのです。しかし作り方を教えてくれるので必死に聞いて理解するのですが、そもそもの違いがわからないので使うカップの違い、ミルクの量など謎だらけでした。その日、家に帰ってインターネットで調べてもう一度復習しました。
その他にも苦労している点はレジの作業です。自分がお釣りをもらう側のときは何の気なしにお金をもらっていましたが、渡す側になると話は別で、日本とは硬貨の種類が違うため混乱しました。そのときもオーナーが硬貨の組み合わせ方などもきちんと教えてくれました。
お店の人はとてもいい人ばかりで毎日が楽しいです。バイトの人も仕事を一つ一つ丁寧に教えてくれたり、私がわかるまで説明してくれます。たまに会話の中で単語の使い方が違ったりすると直してくれたりもします。働く環境はとってもいいです。

しかし,接客では悔しい思いをしています。
あなた英語わからないの?と言われたり、オーダーを何度も聞き返してしまったり。
大打撃だったのは、お客さんのオーダーが聞き取れなくて聞き返そうとしたら隣にいた新人のバイトの人がもう作り始めていたのを見たときは、本当に凹みました。同じ新人なのに英語がわからないから仕事ができない。カナディアンの普通のスピードの英語を聞き取るというのは大変だとはわかっていたつもりですが経験してみると本当に大変。このときは落ち込みましたが、マイペースで自分にできることを精一杯がんばろうと決めました。

それと、毎日のボランティアに取り組む上で小さな目標を立てています。
例えばラテを完璧に作る、1人のお客さんを自分ひとりで相手する、お客さんともっと話す、サミーにペーパーナプキンを忘れずに渡す(本当によく忘れていてサミーからちょうだいと言われるため)などです。
その1つ1つをクリアしていくことにより日々精進できるのではないかと思っています。

私は今、普通の学校生活では経験できないことをさせてもらっています。ボランティアはお金に代えられない経験が得られると思っています。本当にサミーには感謝していますし、母親の反対を押し切ってまでやってよかったと思います。当初母親には目に見えるものが得られるわけではないから賛成できないと言われました。しかし、私はワーホリのビザを持っているわけでもないのでカナダで働くという経験は普通ではできないことです。ボランティアとして働けるという経験は絶対に人生の糧になると思います。本当、恵まれた環境にいるのだなと改めて思いました。すべての人に感謝です。ありがとうございました。

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