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1.05.2007

卒業生 エリコから 皆さんへのメッセージ



サミーさんからメールを頂き、NYCでの生活や仕事についてレポートをということでしたので、

簡単ですが、帰国してからのことを書きたいと思います。


カナダから帰国後、すぐに就職活動をしました。

元々保育士だったので、保育関係と事務関係と思っていたのですが、
カナダに留学してまで同じことをするのかと疑問でした。

でも、Elementary 2ヶ月、 Intermediate2ヶ月の私に外資系や国際関係は無理だとも思いました。
もともと、カウンセリング業などに興味を持っていたので、英会話学校のスクールカウンセラー(受付の人)なども考えましたが、
会社説明会や実際に働いている人に話を聞いてみると、私がしたいこととのズレを感じました。

Pacific Gatewayのように楽しく英語を学ぶ、本気で学びたい人が来るというのとは違い、学校を運営することの厳しさ(教材販売など)と学びたい人の質(留学や仕事目的のような真剣な人ばかりではないこと)が理由です。

そうやって、悩んでいる時今の会社の面接を受け、2次面接後即日採用となりました。
現在は一般事務のほか、カフェの経営、各種営業活動、人事なんでもやってます。
気分的に煮詰まった時には、カフェの店員になってリフレッシュすることもあります。
人事は人の人生を決める大事な仕事なので、真剣です。
学生さんの場合は面接の途中から進路相談になってたりします(笑)

私の会社はIT業を基盤に、音楽、海外、カフェ事業部があります。
私以外の幹部は英語が堪能です。

最初は『英語話せないじゃん!!』と笑っていた社長ですが、
突然『NYCに行って、ビジネスチャンス探してきたら??』といわれました
出発の1週間前のことでした。迷うことなく出発し、現在QUEENSという地区のアパートに住んでいます。1ヶ月の短期滞在です。

仕事内容は、会社のWebサイトに載せるためNYCに暮らす日本人の取材。
日本で企画したことの交渉、そしてビジネスチャンスをなんでもいいから掴むこと。

サミーさんに紹介いただいたり、友人のつてをたどったり、自分で見つけたり・・・
使える方法は全て使う、街で見かけた日本人に声をかける。

怪しまれても、断られても私にはAssertiveness Skillがあるから大丈夫と言い聞かせます。

Pacific Gatewayで身につけたこのスキルは生きていくうえで、海外生活だけではなく日本での生活にも大変役に立つものです。

社会にでると、言い訳では通用しないことがたくさんありますから、いかに交渉して50/50にもっていくか、とても重要です。
英語で実践できたのだから、日本語ではもっと簡単と自信と度胸がつきます。

英語の発音の違いにも驚かされます。カナダはとてもソフトで聞き取りやすく、
自分でも英語が話せる気分、聞き取れる気分になっていました。
しかし、NYCではものすごく語調が強いのです。最初は何を言っているのか、英語かどうかさえ判断できないくらいでした。
ゆっくり話してもくれないし、人種の坩堝なので訛りまで激しい・・・

カナダだったら・・・と何度も思いました。
でも、ここでもカナダで実践していた『ナンパ術』が私を助けてくれます。

カフェでコーヒーを飲んでる人に問題集を見せて『この問題教えてください』と話しかけ、その後世間話に持ち込むというものなんですが、
バス停や洋服屋さんでも実践しできるだけ英語を話す機会を増やしていくのです。
海外で生活していても、何も話さなくてもお金さえ払えば買い物はできるし、文字をたどればバスにも乗れるし、
話さなければ話せないものです。話す機会は自分で作らないと作れない!!そう思います。

そうやって、最近ではアメリカでセレブ系のサロンをされているマネージャーとも交渉するチャンスをGETしました。
もちろん仕事ですので、誤解や契約上の問題は引き起こせませんので、友人に通訳してもらうのですが、
交渉に持ち込むまでは自力で頑張りました。このレベルでよくやった!!と自画自賛です(笑)


Pacific Gatewayで学ぶ生徒さんに伝えたいのは、環境は整えてもらっている。

その環境に文句を言って、留学生活を駄目にするのも、自分をその環境に順応させて成功させるのも、
全ては自分次第ということです。

留学の期間は様々でしょうが、留学生活に対する夢と希望よりも、期間終了後の自分自身に対する夢と希望を見つめて頑張ってください。


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